わおん北上について

ペット共生型障がい者グループホーム『わおん北上とは』

障がいを持った方の自立を支援するグループホームに、ペット共生型のコンセプトを取り入れたグループホームです。
(全国に展開するアニスピホールディングスのブランドを使用)
福祉サービスの中でグループホームは、自立したい方や、逆に支援してほしい方が暮らせる場所を提供するものです。 
しかしながら、ここはただ住居・食事を提供するだけの場所ではありません。ここでの生活によって、より豊かな人生を実現してもらえればと考えています。そのために、人生・日々の生活で実現したいことを一緒に明確にし、実現に向けて寄り添っていく存在になりたいと考えています。
また、ペットとの共生により、さらに心の豊かさが充足されていくことも期待できます。

私たちの思い

日本では、10人に1人は障がいを持った方ですが、社会基盤はなかなか障がいを持った方に優しいとは言えない状態だと思います。
例えば電車に乗っていると、知的障がいと思われる方が、他の乗客の皆さんに挨拶したり話しかけても、誰も返事を返してくれないのを見たりします。そんな方がのびのびと暮らせるような場所を作ろうと思ったのが、このグループホーム事業を始めたきっかけです。
また、ペットの殺処分がいまだに多い状態で、ペットも救いながら入居者の心をより充足させることができればと思い、ペット共生型にすることにしました。あくまで共生ですから、飼うのではなく、家族として対等な立場で一緒に暮らす姿勢を忘れないようにしたいと思います。
我々と入居者の関係も同様に家族のように対等であるために、時には衝突しながらも、心の底からの笑顔を出してもらえるようにしていきたいです。

全ての障がい者、ペットを救えるわけではありませんが、少なくとも目の前の方たちには手を伸ばしていきたいですし、この手を少しずつでも広げていければと思います。

共に暮らす仲間との時間

◆ 最初に、生活や人生における個別の課題を洗い出し、個別支援計画を作成します。
それをもとに個々の取り組みを決めて、日々取り組んでいきます。

◆ 他、みんなで取り組むこともあります。

例1: 社会との関わりのため、ごみ収集所の清掃、地域イベントへの参加

例2: (希望に応じて) 犬との散歩、ブラッシング

例3: ホーム内イベント立案と準備の手伝い、参加 (誕生日会、クリスマス会など)

わおん北上の1日

7:00

起床。眠くても起きましょう。

7:30~8:30

朝食、身支度、服薬(昼の分も確認)

8:30~

就労されている方は出勤、休日は掃除洗濯や趣味など思い思いに過ごします。

8:30~9:00

(ホームに残る方)当番の日はゴミ収集所清掃

9:00~12:00

(ホームに残る方)犬の散歩や一緒に遊ぶ or 日中活動

12:00~13:00

昼食(自身で準備)

13:00~17:00

(ホームに残る方)犬の散歩や一緒に遊ぶ or 日中活動

17:00~

就労されている方の帰宅

18:30~19:30

夕食、服薬

19:30~22:00

入浴(入浴後は浴槽を掃除しましょう)、就寝準備、服薬

22:00~

一日お疲れ様でした。おやすみなさい。。
※夜間も職員が常駐しているので、何かあれば声をかけてください。